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電子書籍──その耐用年数について

2015.03.07

電子書籍耐用年数

電子書籍の耐用年数とは?

一般的なブログサービスでは、その管理画面の中にアクセス解析のメニューがあります。何種類かの解析データの中に、「検索キーワード」の項目があり、実際のアクセスに使われた「検索キーワード」について分かるようになっています。

私が運営しているAmebaブログの「検索キーワード」の解析によると、定期的に「電子書籍 耐用年数」が出てきます。やはり、気になる方が多いのでしょう。私のブログの「検索キーワード」ランキングのレギュラーポジションを獲得しています。

今回は、多くの方が気になっている電子書籍の耐用年数と、その結果得られる価値観について考察して行きます。

 

1.耐用年数について

1-1. 紙書籍の耐久性

個人が自宅で普通に保存している状態だと、おおよそ20年くらいが目安ではないでしょうか。直射日光が当たらないガラス戸のある書棚で保存しているのであれば、50年という年月も余裕かもしれません。私の実家の唯一の書棚が、まさしくそういう状態です。実際、50年以上も前に父親が購入した本が綺麗に保存されています。

1-2. 電子書籍の耐久性

紙書籍の耐久性は、保存状態に大きく左右されますが、電子書籍にもそれはあてはまります。意外に思われるかもしれませんが、電子書籍も保存状態が耐久性に影響を与えるのです。

理論上、電子書籍は適切なバックアップが行われていれば、半永久の耐久性が期待できます。しかしながら、Amazonのような巨大なサーバー上での保存と、個人がPC上で行う保存とでは、自ずと違いが生じます。あなたも一度は、PC上のデータを失った経験があるのではないでしょうか?

個人の場合、PC環境、保存環境、OS更新、ヒューマンエラー、故障、停電、天災など保存に関する障害が頻発します。個人の端末上に保存する電子書籍の場合、この保存とバックアップという問題は避けては通れません。

 

2.商業出版の電子書籍

2-1. クラウド上の電子書籍

商業出版される電子書籍(たとえば、Amazon等)は、保存という観点からみれば、個人の場合と比べて飛躍的に保存レベルが向上します。バックアップという点では、まさに雲泥の差と言ってもよいでしょう。商業出版された電子書籍は、各種端末・PC上で読むことが出来ます。また、保存もダウンロードする各種端末・PC上に出来ます。

しかしながら、それはあくまで読むためのコピーです。オリジナルは、Amazonなどのサーバー上で保存・管理されています。

Q:仮に今使っているスマートフォンが故障したリ、PCが壊れたとしたら、ダウンロード済みの電子書籍はどうなるのでしょう?

A:どうぞご安心を。新しい端末に直ちに再ダウンロード出来ます。あなたの電子書籍はクラウドシステムによって管理されています。このシステムのおかげで、購入した(正確に言うと、読む権利を購入した)電子書籍は、半永久的に読み続けることが可能になります。

個人がPC上で保存するデータの信頼性と、24時間365日耐震性のある無停電の巨大サーバーで保存されるデータの信頼性は、比較するまでもありません。ましてや、Amazonは世界中に巨大なサーバーを所有しています。地球規模で保存、バックアップしているので、大規模災害にも安心です。

2-2. 地球規模のクラウドシステム

ところで、2014年は電子書籍事業から撤退する企業が相次ぎました。残念なことですが視点を変えれば、実は当たり前のことと言えるのです。なぜなら、電子書籍の宿命とも言える、バックアップ体制を十分に担保できない企業が、電子書籍のプラットフォームビジネスへ参入したからです。自前で地球規模のクラウドシステムを構築できるグローバル企業は限られるのです。

入り口である、デジタルコンテツに関する根本的な考え方で間違っているのですから、撤退という出口に向かうことは避けられないことかもしれません。電子書籍を半永久的に読み続けるために私たちが出来ることは、地球規模のクラウドシステムを所有する企業の電子書籍プラットフォームで、電子書籍を読む権利を購入しておくことです。でもご安心を。これは既に存在していますので、難しい選択ではありません。

 

3.古典になるまで

今できる賢い選択により、あなたの購入した電子書籍は半永久的に読むことが出来る訳です。翻って考えれば、あなたが電子出版する電子書籍も半永久的に読み続けられるということです! 電子書籍の販売プラットフォームでは、自動的にあなたの電子書籍は保存され続け、そして販売され続けます。あなたの孫の世代に残すことは、いたって簡単なことなのです。

あなたが培ってきた、比類ないビジネス上のノウハウや人生の英知を、後世にそのまま残すことが出来ます。やがて、あなたの電子書籍は、古典と呼ばれる日を迎えることでしょう。もしも、このことに何か感じるものがあるのでしたら、あなたにとって電子書籍出版は価値あるものであると私は考えます。

 

4.目指すべきスタイルとは?

4-1. 紙書籍 vs 電子書籍

私たちは電子書籍の出現により、まっとうに生きる個人が、その人生で得た価値観を次世代に残すことで、人類の英知を継承していくことが可能となる手段を得ました。「紙書籍 vs 電子書籍」、このステレオタイプの論争は、電子書籍がもたらす価値観からすると、いかに的外れで既得権益という目先の利益に囚われた視点であるのかが浮き彫りになります。

4-2. インプット型とアウトプット型

電子書籍はデジタルコンテンツです。紙コンテンツとは、成り立ちからして似て非なるものと言えるでしょう。電子書籍は、読んでも紙書籍のように記憶に残らないという意見があります。しかし、デジタルコンテンツは、そもそも強力な検索機能を持っています。従来の紙書籍は、記憶を中心としたインプット型の思考です。どれだけ本を読んで、知識を蓄えたかで判断される世界です。一方、電子書籍は、デジテルコンテンツの一員です。ありとあらゆるデータから検索し、情報をまとめあげ発信するアウトプット型の思考です。

デジタルコンテンツの中でも、高度で洗練されたパッケージが電子書籍です。単純に、紙の本が好き、電子書籍は嫌いという視点ではなく、インプット型とアウトプット型を上手に取り入れ情報発信して行くことが今後の私たちが目指すべきスタイルではないでしょうか?

今回は、電子書籍の耐用年数から、電子書籍の持つ個人の情報発信と、次世代に伝え続ける価値観について考察してみました。早速あなたも、人生の英知を電子書籍で発信してみましょう。

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